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ナムジャイブログ

歯科医療従事者向けの歯科用インプラント装置紹介

歯科医療従事者向けの歯科用インプラント装置紹介

「手術は無事に成功しました」の嘘

レントゲン写真の丸で囲んでいるのは、上顎の骨を突き抜けてしまったインプラント。

こんな状態になっていることを、患者の女性は知らなかった。歯医者に、「手術は無事に成功しました」と聞かされていたからである。家庭用・歯科用超音波スケーラー

重大なミスをしておきながら、患者には何も伝えず、隠し通す気だったらしい。しかし、手術から18年後、女性患者がたまたま別の歯科医院を受診して、ミスが発見されたという。

東京医科歯科大学・インプラント科の初診患者のうち、5人に1人は他院でのインプラント手術・トラブルだと春日井昇平教授は話す。エアーコンプレッサー

「インプラントが折れた、抜け落ちた。痛くて噛めない。そういうトラブルを患者が主治医に伝えても、対応してもらえないので、ウチに来るのです。一番悲惨なケースは“神経損傷”。完全に神経が切れてしまったら、今の技術で繋ぐのは難しい。痺れや疼痛などの後遺症が生涯続きます」

大学病院などを対象に実施した調査(日本顎顔面インプラント学会)では、インプラント手術の重篤なトラブルが、3年間で421件あった。

「人間が行う手術だから、間違いは起きます。しかし、手術をした歯医者が、何もフォローせず、うやむやにしたり、ごまかしている。これは許されない行為だと思う」(春日井教授)

また、関東のある歯医者は、治療中に患者のインプラントを折るミスを起こした。すぐに患者に謝罪し、後日、折れた部分の回復治療について費用を負担する旨の手紙を送っている。

しかしその後、歯医者の代理人となった弁護士から連絡を受けた患者は驚いた。もとの約束をあっけなく反故にして、「過失はなかった、回復治療の費用も負担しない」と主張を変えたのである。

患者は止むを得ず、民事訴訟を起こして、4年越しの裁判でようやく勝訴した。歯医者がその場で口約束しても、損害が補償されるとは限らない。

トラブルを避けるためには、インプラントに限らず、治療終了後に必ず画像を見せてもらいながら説明を受けることをお勧めしたい。

http://shinshu.fm/MHz/61.15/archives/0000558329.html


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