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歯科医療従事者向けの歯科用インプラント装置紹介

歯科医療従事者向けの歯科用インプラント装置紹介

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そんなスウェーデンに負けない予防歯科医療を実現しようと、昨年3月、東京港区に一軒の歯科診療所が生まれた。「日吉歯科診療所汐留」院長の熊谷直大なおたさん(37)は、「メンテナンスをしていれば、ほとんどの人が歯を失わないで済む。治療と違ってメンテナンスの後は、爽快感があって気持ちがいいので、頭を切り替えていただければ、もっと普及する」と意欲的に取り組んでいる。

 初診では、口腔内の写真や歯のエックス線写真を撮影し、歯周ポケットの深さや歯茎の出血、唾液に含まれる細菌、唾液の量の検査をして、口の中の状態を把握する。ほとんどの初診患者が虫歯や歯周病を持っているので、治療をしてからメンテナンスに移る。メンテナンスの頻度は3か月に1度。担当の歯科衛生士が1時間かけて、口内のチェックとクリーニング、歯を強くする高濃度フッ素の塗布、生活習慣や全身の状態の確認をし、記録とアドバイスをまとめる。画像やコメントは、インターネットで確認することができる。 ボトル付きスケーラー

メンテナンスで歯を守れることを実証

 熊谷院長は新潟大学歯学部を卒業後、米国のタフツ大学大学院に進み、資格要件が厳しい米国歯科補綴ほてつボード認定専門医の資格を取得した。補綴とは、かぶせ物や入れ歯を専門にする分野だ。治療の専門資格を持つ熊谷院長だが、自分の診療所で実現したいのは、治療を必要としない予防歯科。「メンテナンスで歯を守れる」と言い切る自信は、父が積み上げ、自分も引き継いできた実績があるからだ。歯科用切削研磨セット

熊谷院長の父の崇さんは、山形県酒田市の「日吉歯科診療所」で、メンテナンスを基本にする歯科診療を37年前から実践してきた日本の予防歯科のパイオニア。酒田市の人口は約10万5000人で、そのうち約1万人のメンテナンスを日吉歯科が担っている。20年以上メンテナンスを受けている人が失った歯は、全世代で平均0.9本。5歳以前から通う人の80%は20歳まで虫歯がゼロ。親子3代でメンテナンスに通う利用者も多い。直大さんは米国から帰国した2009年から、父とともに酒田で診療をしてきた。詳細な診療データを蓄積しており、メンテナンスを徹底することで歯を守ることができるのは実証済みだ。

 父の実践は、NHKの「プロフェッショナル―仕事の流儀―」(2014年10月放送)やテレビ東京の「カンブリア宮殿」(16年1月放送)で取り上げられ、大きな反響を呼んだ。メンテナンスのためにわざわざ東京から酒田まで通う患者も現れた。そこで、「酒田でやってきたことを東京に輸出して、国際標準のメンテナンス歯科を日本で確立したい」と、東京に予防歯科の拠点診療所を開業したのだ。

 東京の診療所でもメンテナンスは自費診療。1回1万5000円(1時間)を設定している。それでも開業から1年で800人余りが受診し、500人がメンテナンスに移行した。日吉歯科汐留の診療は口コミでも広がり、患者は日に日に増えている。メンテナンスへの関心は広がっている。

http://www.musublog.jp/blog/oeney/?entry_id=67150